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“The Metal Channel”で『Unlmited Diffusion』のレビューが掲載!
海外のヘヴィ・メタル専門音楽サイト“The Metal Channel”で『Unlmited Diffusion』の海外盤のレビューが掲載されました!
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~レビューの対訳~
へヴィ・メタルと言えばこれはもうジャンル誕生以来ほぼ間違いなく男の世界とされてきたわけだが、しかしそれもどうやら考え直す時が来たようだ。
ここ数年間を振り返ってみるに、メタル・シーンでの女性アーティストの活躍ぶりが目に見えて勢いを増しているのだ。
幅をきかせる彼女達の前にあっては、もはやクオリティ・ミュージックを語る際に性別などは後付けの理由でしかない。
アルディアスはメンバー全員が女性の日本のへヴィ・メタル・バンドで、2008年から活動している。
アジア出身のバンドでたまに目にするのとは異なり、アルディアスにギミックは存在せず、本物のミュージシャン・シップがあるのみだ。
2010年以来幅を利かせている日本の「キュートでポップなメタル・サウンド」ではない。
日本の「ガールズ・メタル・ブーム」の草分け的存在のアルディアスだが、その音楽性はいわゆる正統派へヴィー・メタル直系だ。
『アンリミテッド・ディフュージョン』は、印象的なリフやソロが炸裂するソリッドな楽曲のオンパレードだ。
アルディアスの必殺技はスピードだ。Yoshiとトキによる見事なギターワークの狙いもまさにそこにある。
ヴォーカリストのRe:NOには有能かつ魅力的と言う以上のものがある。アタックの効いたメロディックなヴォーカルが、
スピーディーなリフからスローなバラードに至るまでの全てに見事にマッチしている。聞く者の耳を捉えて離さない声だ。
統一感のあるハーモニーは彼女達の音楽性をさらに強調し、楽曲に一層の深みを与えている。
アルバムのハイライトを筆者の主観で決めさせてもらうならば、
「In This World」「Utopia」「Reincarnation」「Go Away」、そして「Lose Control」となるだろう。
アルディアスのパワフルなメロディーによって、これから先も世界からヘヴィ・メタルの居場所がなくなることは絶対にないのだと、著者は確信するに至っている。
『アンリミテッド・ディフュージョン』は、メタル好きのコレクションに加えるべき価値のある一枚だ。聴くべし!
(デヴィッド・ホルブ氏/The Metal Channel設立者)
ここ数年間を振り返ってみるに、メタル・シーンでの女性アーティストの活躍ぶりが目に見えて勢いを増しているのだ。
幅をきかせる彼女達の前にあっては、もはやクオリティ・ミュージックを語る際に性別などは後付けの理由でしかない。
アルディアスはメンバー全員が女性の日本のへヴィ・メタル・バンドで、2008年から活動している。
アジア出身のバンドでたまに目にするのとは異なり、アルディアスにギミックは存在せず、本物のミュージシャン・シップがあるのみだ。
2010年以来幅を利かせている日本の「キュートでポップなメタル・サウンド」ではない。
日本の「ガールズ・メタル・ブーム」の草分け的存在のアルディアスだが、その音楽性はいわゆる正統派へヴィー・メタル直系だ。
『アンリミテッド・ディフュージョン』は、印象的なリフやソロが炸裂するソリッドな楽曲のオンパレードだ。
アルディアスの必殺技はスピードだ。Yoshiとトキによる見事なギターワークの狙いもまさにそこにある。
ヴォーカリストのRe:NOには有能かつ魅力的と言う以上のものがある。アタックの効いたメロディックなヴォーカルが、
スピーディーなリフからスローなバラードに至るまでの全てに見事にマッチしている。聞く者の耳を捉えて離さない声だ。
統一感のあるハーモニーは彼女達の音楽性をさらに強調し、楽曲に一層の深みを与えている。
アルバムのハイライトを筆者の主観で決めさせてもらうならば、
「In This World」「Utopia」「Reincarnation」「Go Away」、そして「Lose Control」となるだろう。
アルディアスのパワフルなメロディーによって、これから先も世界からヘヴィ・メタルの居場所がなくなることは絶対にないのだと、著者は確信するに至っている。
『アンリミテッド・ディフュージョン』は、メタル好きのコレクションに加えるべき価値のある一枚だ。聴くべし!
(デヴィッド・ホルブ氏/The Metal Channel設立者)
(対訳:高橋一路)